⑤ニッティド株式会社

「ニッティド株式会社」
わかやま企業調査隊 若年者地域連携事業

地域の中小企業への理解を深めてもらうため、
県内大学のキャリアセンターと連携し学生を募り企業調査隊を結成しました。
学生目線で取材し、企業の魅力を発信しています!

取材に御協力頂いた企業は全6社!

3月には、参加頂いた企業の強みや魅力等を再発見し理解を深めてもらうため「業界研究会」
開催いたします。
企業と学生、若者が交流できるイベントです。是非、御参加下さい。

「ニッティド株式会社」
5本指ソックス・無縫製ニットの企画開発・製造・販売を行っている会社です。

★インタビュアー
和歌山大学 西川 沙布さん
和歌山大学 奥長 佑夏さん
和歌山大学 小磯 穂乃佳さん
取材に行った感想は最下部から!【感想はこちら】

営業部 井原様.png
インタビュー:代表取締役社長 井戸端 康宏様
※インタビューの内容は質問をクリック!

Q1.なぜ5本指ソックスを作ろうと思われたのですか?

 5本指ソックスっていうのは、実はスペイン生まれの和歌山育ちということで、発祥はスペインなんですね。

ところが、あのスペインの商品が普及せずに、日本の和歌山の丸正百貨店、昔、丸正百貨店てあったんですけど、そこで売られているものを当社の会長が見て、アクリルの縫製図解の商品だったんですが、日本でこれを衛生的な商品として販売したら売れるんじゃないかなということで、開発をして販売がスタートしたということになるんですね。

その商品が後ろに飾ってあるんですけど、赤と黒の靴下がスペインで作った商品なんです。世界で初めて作られた「5本指ソックス」なんです。

右側にあるものが、それを改良して綿素材を使って軍足手袋の機械から、5本指靴下の機械に改造して作られた商品なんですけどね。

そういったことで、やはり足の指が5本ついているじゃないですか、それを1本1本分かれて履くというのが本来の靴下というふうな発想で、これは健康にもいいし、機能性も高いということで、日本で5本指を再開発スタートしたということになるんですね。

当時はね、全然5本指って市場になかったんで、作っても売れなかったんですけど、それにもめげず、商品を普及させていこうということで、1981年から会社を興して今日に至るんですけどね。

会社を作った時の目標っていうのは、マーケットシェア1%、これがどういうことかというと、100人いたら1人だけでいいから、5本指を履いてもらえる時代を作りたいと、デザインしたいとそういうことで会社を作ったんですよ。

あの目標は1%だったんですけど、現在足数で言うと、100足の内、7足、8足位が5本指ソックスという日本国内の市場になっているので、創業の時の目標は大きく達成されて、今は7、8足ということは、ランチェスターの法則でいう9%存在シェアというところに近づいてますので、5本指ソックスがあるということを知らない人がこの世の中にはいなくなってくるんですよ。

履くか履かないかはまた別の問題なんですけどね。

そういうところで商品が発展してきてるというのが、5本指ソックスの現状ですよね。

Q2.5本指ソックスが会社の看板商品ですが、他にも売り出したい商品はありますか?

 私達5本指ソックスの専門メーカーなので、5本指のニッティドということでやってています。

今後の事業展開としては、「ニッティドプラス」というウェルネスブランドを今開発してまして、そのブランドの商品が5本指の靴下ということであるんですけど、その将来的には健康に関連する商品で靴下だけではなくて、ニッティドプラスのブランドに共通するコンセプトを展開することを考えています。

それはただ今は夢の段階の中で、具体的なプランはないんですけどね。
そういうブランドの広がりっていうのは考えてますけどね。

Q3.御社の強み、特徴は何ですか?

 当社の強みはですね、5本指の専用メーカーということで、5本指ソックスを作る機械全てを持っているんですね。

ですから、お客様のありとあらゆる5本指に対するニーズにはお答えできるというのが強みになっています。

それとドイツに販売の拠点を持っていますので、海外の商品のニーズというのも吸収できて、それを国内の商品企画にも活かせることが出来るというグローバルな製造・企画をやっているというのが強みじゃないかなと思いますね。

Q4.和歌山で活躍する利点は何ですか?

 そうですね、あの先程グローバルでというお話をしましたけども、和歌山から関西空港まで、ここから関西空港まで車で30分、40分なんですね。車で30分で世界に飛び立っていけるというその地理的な利点があります。

私も中国に工場があったり、先程言ったようにドイツに販売会社がありますので、海外との接点が多いのでそういう面では、非常に関西空港に近いということはね、プラスになっている。

それと今AIとかIOTがどんどんどんどん世の中に普及してきている時代の中で、別に都会にいなくてもほとんどの仕事がこなせるじゃないですか、そういう面で和歌山の良さ、自然がいっぱいあって、自由環境に触れてますよね、そういったところで物作りが出来る、そしてまた世界に発信していけるというそういう特徴、メリットはあるんじゃないかなと思うんですよね。

Q5.海外での5本指ソックスの認知度はどのようなものですか?

 そうですね、海外では認知度は低いですね。

日本のマーケットシェア8%って言いましたけども、日本以外の国で1%以上のシェアがある国ってないんですね。

100足の内、1足5本指が売れているという国は無いんです。日本だけが特殊なマーケットになっているので、本当に海外では知る人ぞ知る商品というのが5本指の存在なんですよね。海外での。

Q6.ヨーロッパ市場では、どのようなところをアピールされていますか?

 そうですね、当社ヨーロッパといってもドイツということでやってますので、ドイツ市場というのはスペックとサステナビリティの市場は決まっているんですね。

ですから商品の機能性そこがすごく大事になってきます。

それと耐久力がずーと長く使えるというところが、市場ニーズとしてあるので、スペック、サステナビリティを重視した物作りをしているというのがドイツ市場での対応ということになってきますね。

Q7.ニッテイドプラスという新ブランドがあると知ったのですけれども、どういった取り組みをされていますか?
また、今後の事業展開についてお聞かせください。

 あのニッティドプラスは、昨年の6月から販売をスタートしてるんですけども、丁度1年たったわけですけども、これは従来の靴下売場、百貨店とか、量販店の靴下売り場に靴下を並べるというのではなくて、ヨガとかピラティスとかをしているスタジオ向けに、そういう方専門の靴下を開発したんですね。

売場もスタジオさんに直接営業してスタジオ単位で置いて頂くというふうなところで、本当にヨガ・ピラティスに特化したウェルネスに特化した商品企画ということになっています。

具体的に商品も60品番以上あって、すごくおしゃれな企画にしているんですけども、でもおしゃれだけでなくて、機能性にも特化してて、世界初のエアークッションという編み方を開発しまして、エアークッションを備えて、ヨガ・ピラティスをする時に気持ちが上がるこの靴下をはいて「ああ、ヨガがやりたいなって」気持ちも上がる商品企画ということを心がけてやっているんですね。

これからの販売戦略としては、そういったスタジオを広げていくということと、後はインターネットでウェブショップをやってますので、そちらの方でより広い方に商品を知ってもらって、ファンを広げていきたいなと、SNSなんかも活用してね、利用者の声をどんどん皆さんに発信していって、日本だけじゃなくて、ドイツとかアメリカとか欧米も含めて世界ブランドにしていきたいなという夢があるんですね。

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インタビュー:営業部 井原 義忠様
※インタビューの内容は質問をクリック!

Q1.学生時代に何か力を入れていたことはありますか?

 学生なんで学業を疎かにしないとうことと、後はアルバイト等とあと部活と、その3つの方を疎かにせず、きちんと学業もろもろを全部頑張って行こうかなとは思っていました。4年間過ごしました。

Q2.私達と同じ和歌山大学出身なんですね。

 そうですね、一応、経済学部の市場環境学科の65期卒業生です。

Q3.この仕事で一番大切にしていることは何ですか?

 僕たち今の職業柄、お客様があってのことなんで、先方さんを大切にして、先方さんだけじゃなくて、社内の状態っていうのもちゃんと管理していかないといけないので、先方さんとうちとがともに、ウィンウィンな感じで取引等々が進められるような形では日頃から気を付けております。

Q4.仕事のやりがいについて教えてください。

 僕が取り扱っているところ、お得意さんなんですけど、それが結構百貨店さんとかに卸している所が多いんです。

実際に売り場等々を見て、そこで陳列されている姿を見たりとかして、「並んでいるな」という感じで、「やってて良かったな」と感じになるし、実際手に取って購入してもらっている人を見てよけいやりがいを感じるところが今現状にありますね。

後はまあ、SNSとかでうちの商品を購入してもらって、そういった記事を見て「今いてて良かったな」と日頃、最近ですかね、感じているところではあります。

取材の感想
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■西川 紗布さん
この度は、取材させて頂き有難うございました。
ニッティドさんに取材させて頂き感じたことは、これからの国際的な事業の発展が楽しみだという事です。
今はまだ、海外では五本指ソックスは普及されていないという事ですが、ニッティドさんの取り組みにより世界で五本指ソックスを履く人が増える日が楽しみになりました。

■奥長 佑夏さん
ニッティド株式会社さんは、初めての企業訪問であったのでとても緊張して、用意していた文章を読むのに精一杯でした。
商品が陳列している場所や機械を実際に見ることで、さらに興味が湧きました。
このインタビューを通じて、事前に調べていたものより経営理念や商品など、より知ることができて貴重な経験でした。

■小磯 穂乃佳さん
ニッティドさんは5本指ソックスと無縫製ソックスを作られている会社です。
5本指ソックスを作られている会社は、国内では数が少なく、貴重な存在です。
実際に靴下を作っている工場を見学させて頂いたのですが、一つの機械で1足ずつしか生産できないためにとても価値のあるものだと知りました。
5本指ソックスにする利点を十分に知ることができたので、これから私も履いていきたいと思います。

ジョブカフェわかやま

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